池袋のサンシャイン水族館(豊島区東池袋3、TEL 03-3989-3466)で11月20日から、「サンシャイン水族館×早川いくを へんないきもの展2~さらなる衝撃と脱力~」が行われる。
大きな口と短い足を持ち、「まゆ」を作って冬眠する「マルメタピオカガエル」
昨年春に開催し「好評だった」という「へんないきもの展」の第2弾。「へんないきもの」の著者、早川いくをさん監修の下、姿・行動・習性に特徴のある「変な」生き物を集めて展示する。
早川氏の独特な語り口による解説で、まるで一冊の本を読んでいるかのように生き物たちを紹介するという同展では、早川さんが同企画のために書き下ろした文章による解説も行う。
展示するのは、オーストラリア、ニューギニア島に生息し、長い首で獲物に素早く飛びかかる「ジーベンロックナガクビガメ」、テリトリーに他の個体が入ると「信じられないくらいに口を大きく広げて相手を威嚇する」という「エイリアンフィッシュ」、重量世界一のカニ「ジャイアントクラブ(オーストラリアオオガニ)」など。
乾燥・温度・高圧・放射線などに非常に強い耐久力を持つ緩歩動物の「クマムシの仲間」、上下180度、左右270度に顔が回る「メンフクロウ」、乾期になると地中深くに潜って硬い「まゆ」を作って休眠する「マルメタピオカガエル」なども登場する。
館内の「カナロア カフェ」では特別メニュー「メンフクロウまん」(380円)を提供し、ショップ「アクアポケット」では「ドゥジャルダンヤマクマムシ」のぬいぐるみなどを販売する。
開催時間は10時~19時30分(12月23日~25日は20時まで)。特別展のみの入場は800円、水族館、「プラネタリウム満天」「J-WORLD TOKYO」「ナンジャタウン」「古代オリエント博物館」の利用客や18時以降の入場は400円。来年1月31日まで。