池袋の東京豚骨ラーメン店「池袋 屯ちん」(豊島区南池袋2)が1月1日、ラーメンをリニューアルした。
1992年に池袋で創業した同店。「東京豚骨ラーメン」は、豚骨をベースに、濃い口しょうゆでうま味を引き出し、豚・鶏・野菜などを長時間炊き上げることで、さっぱりとコクのあるスープに仕上げた商品。
リニューアルでは、「屯ちんの味」と価格はそのままに、素材、製法、見た目を品質全面に見直し、「より濃厚に、より食べ応え良く、よりお得感ある見た目に仕上げ進化させた」と同店広報担当者。
スープは、圧力ずんどうを使って炊き上げる製法はそのままに、1回の原料からできるスープの量を今までの3分の2に凝縮。豚骨のうま味、コク、香りが濃厚に芳醇(ほうじゅん)になったという。
麺は、今までは卵の白身だけを使っていたのを全卵に変更。麺のうま味と香りが、より豊かになり、ちぢれ具合を少し弱め、太さを増すことで、より喉越しの良い麺に進化させたという。
今までは三段豚バラ肉をネットで巻いてボイルから味付けまでをしていたチャーシューは、リニューアルによりネットに巻かず板状のまま、圧力調理で加熱し味付け、「うま味を残し、肉の柔らかさ、味深さを進化させ、とろけるチャーシューにした」という。今まではトッピングでのみ提供していた煮玉子を、半玉通常トッピングサービスとし、メンマは3倍近い厚さにしたとも。
メニューは、「東京豚骨ラーメン」(680円)、「味噌(みそ)ラーメン」(780円)、「魚豚ラーメン」(710円)。つけ麺は価格を変更し、「東京豚骨つけ麺」(780円)、「味噌つけ麺」(860円)、「魚豚つけ麺」(790円)。トッピングは、「チャーシュー」(300円)、「味付けネギ」(150円)、「煮玉子」(100円)などを用意。
広報担当者は「ラーメン一杯を通じて、お客さまに『うまい、安い、腹一杯』と感じていただける商品と価格を目指した。大盛りも無料、ライスも無料。ぜひ、おなかをすかせて来店してもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は11時~23時。