西池袋に12月8日、ファーストクラスなどをモチーフにした航空・海外旅行の疑似体験型エンターテインメント施設「FIRST AIRLINES(ファーストエアラインズ)」(豊島区西池袋3)がオープンする。
ファーストクラスで実際に使われていた客席や、機内を再現した内装などで機内空間の演出を体感できる同施設。
「就航先」はニューヨーク、パリ、ローマ。機内食は、各国それぞれ違う担当シェフによる、就航都市の特徴を再現した地元飲食を提供する。
機内では、VR(バーチャル・リアリティー)を使い、地上にいながら上空8000メートルの世界や就航都市を体験できるという。就航先の街並みなどの「異国情緒あふれる音楽」も流す。
CAの服装や各種アイテムアナウンススピーチ、機内販売、デモ・ギャレーでの料理サーブ、ドリンク提供など機内のサービスをそのまま実演。搭乗クルーは、元CAたちから直接訓練された将来のCA予備軍で、航空のリアルな体験を追求したおもてなしを行うという。
「フライト」は約100分で、客同士と各国現地の人々らをつなぐ観光中継も実施。フライト後は、「旅の仲間」との交流を深められ、フードやアルコールなどを販売するミニラウンジでの歓談時間を80分設ける。
価格は、ビジネスクラス=6,200円(4席)、ファーストクラス=6,600円(8席)。1回12人限定の完全予約制で、「搭乗」予約は4日前まで。予約後に利用できる、CAとのチャット機能や、顧客同士のトークスレッドも設ける。
「レストランでも映画でもアトラクションでもない、多く新しい要素を取り入れた体験型施設となっている」と同施設担当者。
「空港という物語が始まる舞台で日々ドラマが創られる、そんな夢ある場所にしたい。1フライト12名のお客様がクルーと共に、100分程分の中で1つのドラマ・映画を一緒に創っていく、そのようなイメージが近いかも知れない。多くのお客さまから、着々とご予約も頂いている。お済みでない方は、お早目のご予約をお待ちしている」とも。
営業時間は、平日=17時30分~23時で2便、土曜・日曜・祝日=15時~23時で3便を予定する。