池袋をメイン会場に3月10日~13日に開催される国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF) 2017」のオープニング作品や、コンペティション部門ノミネート作品が発表された。
「東京がアニメーションのハブになる」をテーマに、新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与することを目的とする同祭。主催は日本動画協会で、共催は東京都。
オープニング作品には、3月18日公開の「ひるね姫~知らないワタシの物語~」が決定した。上映後には神山健治監督が登壇しトークショーを実施予定で、「神山健治特集上映」も開催する。
「第90回キネマ旬報ベスト・テン」で2016年の日本映画の作品賞を受賞した「この世界の片隅に」の特別上映会も決定。当日は片渕須直監督も登壇しアニメーションにかける思いなどを語るという。
コンペティション部門には52の国と地域より671作品の応募があり、昨年の応募数を上回ったという。その中から長編4作品、短編34作品を選出。
長編コンペティションノミネート作品のラインアップは、「エイプリルと奇妙な世界/英題:April and Extraordinary World」(105分/フランス)、「ズッキーニと呼ばれて/英題:My Life as a Courgette」(66分/スイス)、「手を失くした少女/英題:The Girl Without Hands」(76分/フランス)、「バッドキャット/英題:Bad Cat」(85分/トルコ)。
2月1日からは第1弾プログラムチケットの販売を開始している。