池袋をメイン会場に2017年3月10日～13日、国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル 2017」が開催される。主催は日本動画協会で、共催は東京都。

イベントのメインビジュアル

　「東京がアニメーションのハブになる」をテーマに、新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与することを目的に開く同イベント。今回で4回目。

　池袋の新文芸坐、シネマサンシャイン池袋、池袋シネマ・ロサ、池袋ＨＵＭＡＸシネマズ、シネ・リーブルのメイン会場のほか都内各所で上映やトークショーを予定。池袋の生活産業プラザ、区民ひろば南池袋、WACCA IKEBUKUROなども会場に、ワークショップやライブでのアニメーション制作なども行う。

　アワード各賞は、日本国内で未興行の世界のアニメーション作品を対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメーション作品を対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」、アニメーション業界に貢献した人たちを顕彰し先人の歴史・技術・生きざまを伝える「アニメ功労部門」。

　新企画として、初めて日本で国産のアニメーションが公開されてから、ちょうど100年を迎える2017年を記念し、「100年後の東京」をテーマに国内外から広く作品を募るコンペティション「アニメ映画を見に行こう！＠東京－Let’s go to THE Anime @TOKYO”－」を予定。子ども向けのアニメワークショップ、親子で日本国内外のアニメーション映画を楽しむ「親子映画館」なども行う。

　今回から、より多くのアニメファンが参加できるよう「アニメ オブ ザ イヤー部門」の新投票方法を採用。日本で昨年上映・放送された541作品からアニメファンが投票で「みんなが選ぶベスト100」を決め、その100作品の中から「アニメファン賞」「作品賞」「個人賞」を投票で決める。

　イベントのメインビジュアルは、「おそ松さん」「聖☆おにいさん」などのアニメのキャラクターデザイナーとして知られ、昨年「アニメ オブ ザ イヤー・個人部門」キャラクターデザイン・メカデザイン賞を受賞した浅野直之さんが担当した。

　詳細はホームページで随時更新。プログラム発表やチケット販売は来年2月を予定する。