池袋東口エリアで10月28日・29日、コスプレーヤーが集まる大規模イベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2017」が開催され、約8万人が来場した。
「乙女ロード」を中心にサブカルチャーの聖地として知られる池袋東口エリアを舞台に、国内外から多くのコスプレイヤーが参加する同イベント。今年はイベント史上初めて雨天に見舞われたが、2日間で1万4000人のコスプレイヤーが集まり街を彩った。
今年のオープニングセレモニーには、シャア・アズナブルに扮(ふん)した高野之夫豊島区長や、「ゼルダの伝説」のリンクに扮した横澤大輔ドワンゴ専務、「銀魂」近藤勲に扮した阪下實アニメイトホールディングス社長が登壇。
高野区長は「今年はシャアのような戦士の気持ちで皆さまと一緒に盛り上げていきたいと思う」と会場を沸かせたほか、同イベントが今年初めて「beyond2020プログラム」に認証されたことについては、「東京五輪・パラリンピック2020に向けて、街中でアニメ・コスプレなどを存分に楽しみながら皆さまがより訪れたくなる安心・安全な街を目指して、さらにイベントを盛り上げていきたい」と宣言した。
サンシャイン通りとサンシャイン60通りでは今年初となる「池ハロコスプレパレード」を実施。約250人のコスプレイヤーがレッドカーペットを進行した。
初音ミク・鏡音リン・レンなどのボーカロイドキャラクターが集まったコラボギャザリングや「J-WORLD TOKYO」とのコラボレーションなどの新企画や、今回初めて撮影スポットとして開放された南池袋公園にも多くのコスプレイヤーが集まり、街中のいたるところで撮影会や交流が行われた。
東池袋中央公園の特設メインステージでは、抽選で誰でも参加できるフリーステージが今年も行われ、お気に入りのキャラクターに扮したコスプレイヤーがステージランウェーに出演。昨年始まった親子コスプレイヤー限定のステージ「親子でハロウィーン」なども行われた。