池袋経済新聞の2017年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「池袋に大阪『551蓬莱』豚まん 西武池袋のご当地グルメイベントで」が輝いた。
大阪の「551蓬莱」豚まんが、西武池袋本店の物産展に登場したことを伝えた同記事。同店は全国展開は行っておらず、関東では百貨店の催事か通信販売のみで展開。毎年恒例で西武池袋の物産展に登場しているのも特徴。関西圏から東京に出てきている人たちがSNSで反応し広く拡散するため、「551蓬莱」豚まんの記事は毎年高いPVを記録し続けている。
ランキングは、今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 池袋に大阪「551蓬莱」豚まん 西武池袋のご当地グルメイベントで(4/21)
2. 池袋に「BAR原価割れ」 入場料1,700円、「原価割れ価格」でメニュー提供(2/9)
3. 池袋にカツカレー専門店「カレーは飲み物。(揚)」 揚げたてにこだわり(6/2)
4. 池袋に「幸せのパンケーキ」都内4店舗目 「ふわふわ食感」にこだわり(8/25)
5. 池袋「自由学園明日館」、年に一夜限定のビアテラスイベント ライブ企画も(8/16)
6. 東武池袋に「紀ノ国屋」新店 3500アイテム販売、オープン記念品も(8/29)
7. 池袋に居酒屋「やきとん ひなた」 板橋から進出、池袋に4号店(2/27)
8. 池袋駅にバターサンド専門店「プレスバターサンド」 店頭で焼き上げ販売(12/6)
9. 池袋に「立喰い寿し すしつね」 「寿し常」新業態、ランチメニューも(7/25)
10. 池袋にカフェ&ブック「本と珈琲 梟書茶房」 ドトールコーヒーが新業態(6/30)
2位の「BAR原価割れ」は、テーブルチャージに当たる入場料金1,700円を支払うことで、酒や食べ物を原価割れで注文することができる飲食店で、3位のカツカレー専門店「カレーは飲み物。(揚)」と並び、特色のあるグルメ系記事が多くの読者の興味を集めた。
4位の「幸せのパンケーキ」や、7位のバターサンド専門店「プレスバターサンド」、10位以下でも生どら焼き専門店「DOU」など、スイーツ系の記事が高いPVを得た。池袋駅や駅付近では近年スイーツ店の出店が続いており、スイーツ熱が高まっている。
10位のカフェ&ブック「本と珈琲(コーヒー) 梟(ふくろう)書茶房」や、11位の月額飲み放題カフェ「ハンデルスカフェ」など新しい業態のカフェの記事も人気の傾向。
14位はポップカルチャー特化のTSUTAYAのオープン記事。「池袋ハロウィンコスプレフェス」「豊島区とアニメイトが池袋PRアニメ制作」「ニコファーレが2019年オープン」などの記事も多くの注目を集めており、サブカルチャーの聖地として知られる池袋ならでは結果となっている。
ターミナル駅である池袋は飲食店のオープンやリニューアルが多いのが特徴。「芸術の街」「オタクの街」「ラーメン激戦区」などさまざまな顔を持ち、2020年に向けてさまざまな再開発が進む広域池袋圏の旬の話題を、2018年もいち早く伝えていきたい。