豊島区駒込の染井銀座商店街が中心となり地元の街おこしを目的として造った純米吟醸酒「染井櫻」の予約受け付けが1月23日、始まった。
江戸時代に現在の豊島区駒込・巣鴨付近にあった「染井村」が発祥の地として知られている桜の品種「ソメイヨシノ」。5年の歳月をかけて開発し2002年に販売をスタート。累計販売は10万本に及ぶという。
販売するのは「淡いにごりタイプ」「爽快辛口タイプ」(各1,250円)と、2月22日まで限定で受け付けている、火入れを一切していない染井櫻の生酒「染井櫻生酒セット」(3,100円)。井櫻各種と干支(えと)グラスがセットになった「限定! 染井櫻3本セット」(3,800円)も用意する。
「淡いにごりタイプ」は、桜の花びらのイメージを米と麹(こうじ)と水だけで造る純米酒で表現しており、フルーティでほのかにかすむ色合いは春の香りを感じさせるという。
「爽快辛口タイプ」は口に含むとスッキリとした味わいが広がりがあり、芯のある米のうま味を十分に感じることができるという。「燗(かん)でつけると、さらに隠れた味わいが広がる」のが特長だという。
春分の日の3月21日に発売を予定する。