豊島区と西武鉄道(埼玉県所沢市)は1月28日、大規模オフィスビル「ダイヤゲート池袋」の「帰宅困難者対策の連携協力に関する協定」を締結した。
大規模な地震などが発生した際に豊島区と連携協力し一時待機場所や物資の提供など、池袋エリアの防災機能の向上と地域全体の安全と安心を高める一助として取り組むという。
今年4月に池袋駅南側の西武鉄道の旧本社ビル跡地に開業する「ダイヤゲート池袋」は、中間免震構造の採用や、BCP(業務継続計画)への配慮など防災性の向上を図るほか防災備蓄庫を設置するなど、地域貢献にも配慮した機能を備えているという。
高野豊島区長は「民間による都市再生にあわせて、池袋のにぎわいや活力とともに、災害に強い、安全・安心なまちづくりを進めていきたい」とコメントしている。