豊島区駒込の染井銀座商店街が中心となり地元の街おこしを目的として造った純米吟醸酒「染井櫻」の予約受け付けが1月20日、始まった。
江戸時代に現在の豊島区駒込・巣鴨付近にあった「染井村」が発祥の地として知られている桜の品種「ソメイヨシノ」。5年の歳月をかけて開発し、2002年に販売をスタート。累計販売は10万本に及ぶという。
販売するのは「淡いにごりタイプ」「爽快辛口タイプ」(各1,250円)と、2月28日まで限定で受け付けている、火入れを一切していない染井櫻の生酒「染井櫻生酒セット」(3,100円)。染井櫻各種と干支(えと)グラスがセットになった「限定! 染井櫻3本セット」(3,800円、限定300セット)も用意する。
「淡いにごりタイプ」は、有機栽培で作られた酒米のみで醸し、新酒らしいフルーティーな香りの広がる日本酒。「爽快辛口タイプ」はすっきりと、のど越しの良い、飲み飽きない味に仕上げているという。
現在予約を受け付けており、春分の日の3月21日に販売を開始する。