「立教大学文学部書店~池袋に文化の灯台を~」が4月25日から、ジュンク堂書店池袋本店(豊島区南池袋2)6階で開催される。
立教大学文学部で教鞭を執る教員約60人が、学問の入り口となるような本から自身の専門分野の本まで、幅広い分野の本を約700点選ぶ企画。
同店では、本に深く通じる著名人が、自分の「書店」として選書や書棚の配置などを考える企画「作家書店」を定期的に行っている。2003年に谷川俊太郎さんを初代店長に迎えて以来、これまでに27回開催。教育機関を店長とするのは今回が初となる。
選書テーマは、「学部生時代に読んでほしい一般教養書」「専門にあがった時に読んでほしい本」「各教員が専門にしているジャンルの、専門の本」の3つ。
立教大学文学部教員が店内イベントスペースでトークを行う「出張講義」や、教員が本棚の前で自身の専門分野について実際に本を見ながら解説する「本棚会議」(書店ツアー)も月1~2回予定。立教大学文学部学生による、「中学生ごろまでに読んだ本の中で印象に残っているもの、お薦めのもの」をテーマに作った手書きPOPと書籍の展示・販売も実施する。
この春から大学で学び始めようという学生から、社会人として働く人、時間にゆとりができて改めて学びたいという人などに向け、幅広く「学び」「読む」ことについて考えてもらう場を提供するほか、同企画を通じて池袋という街を「より一層文化の拠点として盛り立てていきたい」と言う。
営業時間は10時~22時。10月31日まで(延長の可能性あり)。