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巣鴨商店街で「AR謎解きイベント」 大正大学学生が企画・制作、商店街性化を目的に

巣鴨の商店街で実地調査をする学生

巣鴨の商店街で実地調査をする学生

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 大正大学(豊島区西巣鴨3)の学生が企画・制作した「AR謎解きイベント」が10月1日から、巣鴨の商店街で開催される。

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 巣鴨の商店街性化を目的に、AR(拡張現実)を活用し行う謎解きイベント。体験型謎解きイベント企画制作会社「謎組」(渋谷区)と協働するほか、豊島区が後援する。

 学生たちは実地調査を通して商店街や巣鴨の街の魅力を発見し、商店街や豊島区関係者との対話を通して、地域活性化を実践的に学び行動しているという。実践を通じて社会で必要とされるマーケティングの実践力やアントレプレナーシップを身に着けることも目的にしている。

 表現学部表現文化学科1年の田中美帆さんは「たくさん商店街の人々から話を聞き、『巣鴨の商店街の魅力』を肌で感じ取ることができたことを一人でも多くの人に謎解きイベントを通して伝えられれば」と意気込む。

 豊島区文化商工部長の小池章一さんは「日本を代表する商店街を形成する巣鴨も、利用者層の変化や事業承継などの課題がある。若い世代が巣鴨の地で課題解決に臨み、実践する取組みと成果を期待している」とコメントを寄せた。

 イベントの問題用紙配布は、大正大学グループが運営する巣鴨のアンテナショップ「ガモールマルシェ」(豊島区巣鴨3)で行う。10月31日まで。

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