焼き芋屋台「焼き芋 よろず」が10月23日、西池袋の複合エリア「ニシイケバレイ」(豊島区西池袋5)にオープンした。
毎週土曜日に営業し、芋のシーズンオフとなる4月ごろまで営業予定の同店。店主・ツカさんの地元・山形県酒田市でツカさんの兄が無農薬で育てた芋を使う。屋台は、ツカさん夫婦が「ニシイケバレイ」の古民家「チャノマ」の軒先で営業。外部へのイベント出店も検討しているという。
現在使っている芋は、高い糖度が特長という安納芋・安納こがね。収穫後に温度・湿度管理を行いながら1カ月以上熟成させ、でんぷんの糖化を促す。ねっとり甘い焼き芋になるよう、専用のガス窯でじっくり焼き上げるという。
量り売りとあって1袋当たりの個数はまちまちだが、「糖化しやすく甘くて食べやすい小ぶりな芋もあえて入れている」という。価格は1袋 500円。芋の種類は来店タイミングにより異なる。
出店に当たり、屋台はDIYで作成。看板・のれん・チラシなども手作りした。ロゴは友人のデザイナーに依頼し、「この場から色々な人のつながりや和が生まれれば」という願いから、円形を重ねたモチーフに、焼き芋のホクホク感も表現したデザインにした。
ツカさんは、「ご近所の皆さんの土曜のお楽しみとなれるような店にしていきたい。ふらっと外に出るための目的にしてもらえたらうれしい。お子さんがいる家族など老若男女に愛される店に育てていければ」と意気込む。
営業時間は11時~17時。売切れ次第終了。土曜のみ営業を基本とし営業日はインスタグラムで知らせる。