サンシャインシティ(豊島区東池袋3)が6月22日、セキュリティロボット「cocobo(ココボ)」を導入した。
「cocobo」は、AI・5Gなどの技術を活用して巡回警備、点検業務など、さまざまな警備業務を行うセキュリティロボット。異常を検知した際は、防災センターなどに設置された監視卓へ異常信号を送信し、常駐警備員と連携して対応する。「バーチャル警備システム」や建物内の監視カメラ映像、エレベーターなどの設備情報など、クラウド上のさまざまな情報を共有・連携し、より高度な警備業務を提供することができるという。
サンシャインシティが警備業務を委託しているアール・エス・シー(豊島区)が、警備業界が抱える人材不足対策の一環として、セコム(渋谷区)から導入した。商業施設への導入は初だという
サンシャインシティ(共用部)の自律走行による巡回警備及び立哨警備や、cocoboの各機能(異常検知など)を活用し、防災センター・常駐警備員の業務効率化を図るほか、警備員の省人化や警備員による客対応時間の拡充、警備全体の品質向上を目指す。