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サンシャインシティにECOステーション 小中学生のアイデアを形に

左からサンシャインシティの合場直人社長、大西凛さん、道順可憐さん、高野之夫豊島区長

左からサンシャインシティの合場直人社長、大西凛さん、道順可憐さん、高野之夫豊島区長

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 サンシャインシティ(豊島区東池袋3)専門店街アルパ1階北広小路に3月17日、オリジナルのECOステーション(=資源回収BOX)が設置された。

ECOステーションのアイデア

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 同施設は2021年、豊島区の後援で「ごみを正しく・楽しく分別できる」をテーマに小中学生からアイデアを募った「ECOアイデアコンテスト」を実施。ECOステーションは、集まった約500件のアイデアから、受賞したアイデアを生かし開発した。

 ECOステーションでは、瓶・缶・ペットボトル・ペットボトルのふた・プラスチックの5種類を資源として分別・回収することができ、活用につなげる。ECOステーションは、主に廃材となった木材や再利用可能な段ボールを使い作製した。ボックス上部にはモニターを設置しており、自然界で守るべき生き物や「ECOアイデアコンテスト」の応募アイデアを映像で紹介している。

 資源回収に協力した人にはECOポイントを付与し、一定数のポイントを取得すると特典がもらえる「ECOポイントキャンペーン」も実施している。同キャンペーンも、同コンテストの受賞アイデアを基にしている。

 ECOステーションのアイデアで「サンシャインシティ賞」を受賞した大西凛さんは、「『海洋インフォグラフィックコンテスト』でサンシャイン水族館賞を受賞したことをきっかけに、より環境に興味を持ち応募した。たくさんのお客さまが通る通路に設置したときの雰囲気を考えて、ごみがそばにあっても不快にならないようにデザインした。実際に形になっているのを見て、想像していた通りだったのでうれしい。ごみは分別することで資源として活用できることを多くの人に知ってもらいたい」とコメントしている。

 ECOポイントキャンペーンのアイデアで「豊島区長賞」を受賞した道順可憐さんは「サンシャインシティは、通っている小学校から見えるので身近な存在。ゴミを正しく捨てることで、ポイントが貯まって、サンシャインシティで使うことができたら、楽しく正しく分別してもらえるのではないかと思い応募した。プログラミングを習っているので、将来、デジタル技術で山の森林を守ることができらたよいなと思っている」と同じくコメントしている。

 設置は9月30日まで。

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