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池袋で「第40回 日本伝統漆芸展」 展示作品の解説も

「開闢(かいびゃく)」

「開闢(かいびゃく)」

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 「第40回 日本伝統漆芸展」が現在、西武池袋本店(豊島区南池袋1)7階催事場で開催されている。

乾漆合子「花ひらく」

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 重要無形文化財保持者を中心に伝統工芸作家、技術者などで組織する団体「日本工芸会」が主催し、全国を巡回する同展。同展について、実行委員長の山岸一男さんは「日本漆芸の伝統を基礎に、現代感覚に添った創造性ある作品を制作・発表することで、心豊かな生活空間の創出を目指しているほか、技術の練磨、伝承や次世代の育成などを目標にしている」と話す。

 展示作品は、「文部科学大臣賞」を受賞の沈金箱「開闢(かいびゃく)」(作者=水谷内修さん)、「東京都教育委員会賞」の乾漆箱「滴り」(同奥井美奈さん)、「朝日新聞社賞」の蒔絵(まきえ)箱「優しい風」(同田中義光さん)、「MOA 美術館賞」の蒟醤(きんま)箱「万華」(同北岡省三さん)、「日本伝統漆芸展第40回記念賞」の乾漆合子「花ひらく」(同清水康志さん)など。

 開催時間は10時~21時(日曜は20時まで、最終日は16時閉場)。入場料は、一般・大学生=500円、高校生以下無料。1月18日まで。

 展示する作品を解説する機会「列品解説」も設ける。開設日時と解説者は、1月13日14時=内田篤呉さん(MOA美術館館長)、14日13時=山岸一男さん(重要無形文化財保持者)、15日13時=室瀬和美さん(同)。

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