西武池袋本店(豊島区南池袋1)地下1階特設コーナーで11月21日から、宮城県の「笹(ささ)かまぼこ」を販売する「宮城応援フェア」が開催される。企画・運営は宮城県農林水産部食産業振興課。
出店するのは、笹かまぼこを製造・販売する2社。フェア期間を前半・後半に分け、1社ずつ販売する。前半21日~24日=「佐々直」、後半25日~29日=「ささ圭」。
「佐々直」「ささ圭」は東日本大震災で被災。従業員や工場などを津波で失ったが、現在は営業を再開している。両社とも「宮城県のアンテナショップがある池袋の百貨店での開催ということもあり、支援していただいた皆さまへの感謝とともに自社並びに地域の復興への契機としたい」とコメントしている。
販売するのは、佐々直=笹かまぼこ「鮮」、チーズ入り笹かまぼこ「味」、「牛たんかまぼこ」「手のひら蒲鉾」など。ささ圭=「福興『手わざ笹かまぼこ』」「福興『遊里揚(ゆりあげ)』」など。
宮城大学事業構想学部の高力ゼミ3年生5人が同イベントの販売・プロモーションに協力。イベント中、売り場で配布するパンフレットや、店頭で流す販促スライドショー制作などを手掛けたという。期間中は、店頭に立ち販売も行う。
同ゼミ生の沖野さんは「来年再来年と私たちの後輩が、同様のイベントを実行してくれるような流れを作るためにも、今回のイベントは成功させたい」と意気込む。
営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで)。