池袋東口エリアのシアターグリーンで演劇祭「グリーンフェスタ」

「ラビット番長」による「かいごのご」

「ラビット番長」による「かいごのご」

  • 0

  •  

 池袋東口エリアのシアターグリーン(豊島区南池袋2、TEL 03-3983-0644)で1月9日から、演劇祭「グリーンフェスタ」が開催される。仙行寺(同館隣)が社会事業として始めた同館の劇場創立40周年を記念して2008年から始まった同フェスタ。今回で4回目。

[広告]

 参加団体を公募形式で募集し、劇団に切磋琢磨(せっさたくま)できる環境を門戸を広く提供することを目的とする同演劇祭。一般の観客目線での作品選出や、割安で観劇できるシステムの導入など、普段あまり演劇に接していない人でも観劇を楽しめるような環境作りを心掛けているという。

 2005年のリニューアル以前は「シアターグリーンフェスティバル」という開催回数50回を越える演劇祭を開催していた同館。当時の同館が若手の登竜門的なポジションにあったことから、多くの若い劇団の応募が多かったという。リニューアルで3つの劇場を持ち演劇祭も新しくなった今日では若手劇団に限らず、さまざまな団体が幅広いジャンルの公演を行っているという。

 「第1回の開催時に比べると、一般審査員(公募)が増えて審査が充実した。グリーンフェスタ賞・ホール賞の副賞による受賞団体の支援も充実してきた」と同館の松本さん。

 今回は26劇団が参加。作品は「劇団鳥獣戯画」による「三人でシェイクスピア」、人形表現によるパフォーマンスの「かわせみ座」による「人形たちの棲(す)むところ~Where the puppets Dwell~」、池袋演劇祭2年連続大賞受賞の「ラビット番長」の「かいごのご・ぼくとおおかみ」、「劇団昴ザ・サード・ステージ」の「暗いところで待ち合わせ」など。

 「受賞を目指す参加団体によるクオリティーの高い作品が上演されている。シアターグリーンの3つのホールの特性を生かした、さまざまなテイストの作品を堪能できる」と松本さん。

 公演スケジュールと料金はホームページで確認できる。ツアーチケットも販売(5,000円、20枚限定)。3月11日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース