池袋西口のホテルメトロポリタンプラザビル(豊島区西池袋1)1階で10月11日から、複合イベント「いわて・三陸けせん 希望ストリート~大船渡市・陸前高田市・住田町~」が行われる。主催は大船渡市商工会議所(岩手県大船渡市)。
岩手県沿岸南部の大船渡市・陸前高田市・住田町の名産品販売や、復興の様子を伝える写真展などを行う同イベント。会場では、陸前高田市の「奇跡の一本松」の後継樹の苗木公開や、普段は陸前高田市で街を案内しながら津波の惨状や教訓を伝えている「語り部」が登場する。「語り部」が岩手県外に出向くのは今回が初で、画像を使いながら語りを行う。
「来春部分復活 南リアス線に行こう」コーナーでは、津波で不通になっていたが、来年4月に再開する恋し浜駅など、南リアス線大船渡市区間のこれまでの歩みや沿線の魅力を三陸鉄道のアテンダントが紹介する。
大船渡市・陸前高田市・住田町の各企業・商店が名産品の販売や情報発信などを行うコーナーでは、陸前高田市で200年以上続くみそ・しょうゆ屋「八木澤商店」の「蔵出し気仙味噌」「ゆっくりねのんびりと 国産丸大豆しょうゆ」、 陸前高田の酒造・酔仙酒造の「活性原酒 雪っこ」「特別純米酒 岩手の地酒」などや、住田町の「黒きくらげとえのきのシャキシャキみそ汁」「鶏ハラミ」などを販売する。
大船渡市からはモンドセレクション金賞を3年連続受賞した「南部どりサラダチキン・ハーブ」、肉厚で歯応えがあるのが特徴の「特選 碁石海岸 おおふなとわかめ」「広東風ふかひれスープ」「甘ほたて」や、三陸鉄道の地元出身男性社員キャラクター「恋し浜駅レン」のオリジナルグッズを販売する。
開催時間は11時~20時(11日は15時から、13日は15時まで)。「語り部」イベントなどの開催時間はホームページで確認できる。今月13日まで。