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池袋・自由学園明日館でクラフト作家の見本市-出展者の器を使った食堂も

昨年の出展風景

昨年の出展風景

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 西池袋の自由学園明日館(豊島区西池袋2、TEL 03-3971-7535)で2月7日・8日、「CCJクラフト見本市2014」が開催される。主催はクラフト・センター・ジャパン(中野区)。

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 素材を吟味し手を生かして作る良質な道具や日用品を「クラフト」と呼ぶ同団体。老舗やベテランの作る「変わらぬ良いもの」から若手が作る「新しい良いもの」まで、広く生活に浸透させることを目的として活動している。

 同イベントはクラフトの作り手と売り手、使い手が出会う場として、2年前から年に1度開催。今年は審査を経た96組のクラフト作家が出展し、木・土・鉄・ガラス・天然繊維などを用いた作品を販売する。

 会場には「クラフト食堂」もオープン。「ロールキャベツセット ゆずみそソース」(1,000円)や「自家製クリームコロッケのランチセット」(8日限定、1,000円)を出展者制作の食器で提供。ティータイムには「フルーツサンド」(700円)、「鎌倉野菜のケーク・サレ」(400円)なども用意する。

 今年の出展者について、「手探りしながら少しずつ成長している若い作り手が増えてきた」と同団体理事の山口さんは話す。森林問題を意識したり、産地の職人とコラボレーションしたりした作品も目立ち始めたという。「見た目だけでなく重さや手触りも確認して、消費ではなく愛用できるクラフトを選ぶ力を育ててほしい。見る目のある使い手によって、いいものづくりも育つ」とも。

 開催時間は、7日=10時~20時、8日=~17時。入場料は500円(大学生以上)。

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