リブロ池袋本店(豊島区南池袋1、TEL 03-5949-2910)で2月20日、トークイベント「辞書を編むという仕事。ことばにまつわる、その知られざるドラマ」が開催される。
昨年12月に刊行された「三省堂国語辞典 第七版」(三省堂)の刊行記念イベントとして開かれる同イベント。登壇者は、同書の編さんに編集委員として携わった日本語学者・飯間浩明さんと、岩波書店で30年にわたり「広辞苑(こうじえん)」や「岩波国語辞典」などの編集に携わった元辞書編集者・増井元さん。当日は辞書編さん者と辞書編集者という2つの視点から、「辞書編集」とはどのような仕事であるのかを中心に、辞書作りへのこだわり、考え方の違いや共通点、各社の辞書の個性などについて語り合う。
「辞書はそれぞれに個性があり、使うほどに愛着と楽しみが増す書物。限られた紙面の中でどの言葉を選び、どう効率よく、理解しやすく解説を載せるかという作り手の努力と工夫の結晶でもある。今回のトークイベントを通じて、そうした辞書作りの裏側について知っていただければ」と語学書担当・白川さん。
開催時間は19時~。会場は西武池袋本店別館8階コミュニティ・カレッジ4番教室。イベント申し込みはリブロ池袋本店書籍館地下1階リファレンスカウンターと電話で受け付けている。