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「第2のトキワ荘」で新規入居者を募集-マンガ家のたまごを応援

赤塚さんが暮らした202号室

赤塚さんが暮らした202号室

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 漫画家の赤塚不二夫さんが暮らした「紫雲荘」(豊島区南長崎3)で現在、新規入居者を募集している。「紫雲荘・活用プロジェクト」の一環。

紫雲荘内観

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 漫画家を目指す若者を支援する目的で、2011年より始まった同プロジェクト。1期生の3年間の入居期間終了に伴い、新たに2期生を募集することとなった。募集するのは前回同様2人。「本気でプロの漫画家を目指す」心身共に健康な未婚・成人男性が条件。入居後は毎年3月に入居継続の審査がある。光熱費は自己負担だが、家賃4万円の半額補助を受けられるほか、紫雲荘で行う現役漫画家の公演などのワークショップに優先的に参加できる。

 申し込みは、応募用紙と作品(イラストでも可)を郵送。紫雲荘のオーナー・大山さんのほか、漫画家を含むトキワ荘協働プロジェクトのメンバーが審査に当たる。審査では、「漫画に対する熱意」と「人柄」を重視するという。

 紫雲荘のある南長崎地域には、手塚治虫さんら著名な漫画家が居住していたことで有名な木造アパート「トキワ荘」があった。そのトキワ荘で生活していた赤塚さんが、部屋が手狭になったため新たに近くに借りたアパートが紫雲荘だ。そのためトキワ荘ともゆかりが深く、「第2のトキワ荘」とも呼ばれる。

 募集締め切りは3月31日(必着)。書類選考通過者は4月上旬に最終審査(面接)を行う。最終合格者は5月1日より随時入居予定。応募用紙のダウンロード、問い合わせ等はホームページ「トキワ荘通り協働プロジェクト公式サイト」で受け付ける。

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