池袋のプラネタリウムが改装オープン 寝転べる「芝シート」「雲シート」新設

リニューアルオープンを行う「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」。手前にあるのが「雲シート」と「芝シート」

リニューアルオープンを行う「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」。手前にあるのが「雲シート」と「芝シート」

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 サンシャインシティ(豊島区東池袋3)の「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」(TEL 03-3989-3546)が12月1日、最新光学設備とプレミアムシートを導入しリニューアルオープンする。

寝転ぶことができる「雲シート」と「芝シート」

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 「感覚の解放」をコンセプトに、「都会でまひした全ての感覚を“星空”を通じてリセットできる心の癒やし」を提供することを目的に行った今回のリニューアル。9月1日から改装工事を行い、3カ月ぶりに開館する。

 リニューアルでは席数限定のプレミアムシートとして、寝転んで星を見ることができる「芝シート」と、雲に乗って星を見上げることをイメージした「雲シート」を新設。オンライン予約も可能。

 コニカミノルタの最新技術で作り上げたという最新光学式プラネタリウム「インフィニウム シグマ」を世界で初導入。今まではランプの光源だったが超高輝度LED光源に変更し、「自然の星空と同じような光を再現できるようになった」と同館支配人の平井さん。

 今回ドームスクリーンを全て張り替え、「世界最高レベルの画質」という6台のプロジェクターと最新のドームスクリーンによって、ドーム全天360度に継ぎ目のない鮮明な映像を投影する。ドーム内は黒ベースの内装にし、ろうそくの明かりのような温かみのある照明にすることで、落ち着いた大人の雰囲気を演出。

 リニューアル記念作品には、「サカナクション グッドナイト・プラネタリウム」とヒーリングプラネタリウム「南極ヒーリング~この地球(ほし)の果てで~」を用意。プログラムの制作進行を担当した白谷さんは「南極ヒーリングが『静』で、サカナクションの作品が『動』と、異なる『静と動』の作品に仕上がっている」と話す。

 南極の神秘的な世界ドーム映像で体験できオリジナルアロマが香る「南極ヒーリング」のナレーションは女優の多部未華子さんが担当。最新の光学設備で南十字星をはじめとする南極の星空を投影する。

 音楽グループ「サカナクション」とのコラボ作品では、“満天”の音響システムのためにサラウンド化したサカナクションの曲の数々が楽しめ、作品のナレーションはボーカルの山口さんが自ら担当。「今までのプラネタリウム作品とは全く異なるものとなっており、クラブにいるような動き出したくなる気持ちになる刺激的なプログラム。中に秘めているものを外に出せるような作品になっている」と白谷さん。

 「都会ではなかなか星空を見ることができないが、当館では都会にいながらでも満天の星空を見られるような設備にしようとリニューアルした」平井支配人。「都会で疲れた人が仕事帰りにでも癒やされて、新しい気持ちになって次の日から頑張れるようになっていただければ」とも。

 営業時間は11時の回~20時の回。料金は、一般シート=大人1,200円・子ども(小中学生)600円・幼児(4歳~)500円・シニア(65歳~)1,000円、芝と雲のプレミアムシート=2,900円(2人まで利用可能)、ヒーリングプラネタリウムは一般シート=一律1,500円、プレミアムシート=3,500円(同)。

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