「秋の庭園ライトアップ」が11月22日、目白庭園(豊島区目白3、TEL 03-5996-4810)で始まる。
池を囲む木々や、大正時代創刊の日本初の児童文学雑誌「赤い鳥」に由来する木造瓦ぶき平屋建て数寄屋造りの「赤鳥庵(あん)」、「六角浮き見堂」などを設置する同園。
秋の庭園ライトアップは、さまざまな木の葉が赤や黄色に色付く秋の恒例企画として毎年行っており、今年のライトアップのデザインテーマは「竜田姫の染色祭」。テーマは、ライティングデザインスクール(千代田区)の受講生が考えたプランの中から、来園者が投票し決定した。
ライトアップは、9月の「コスモス」、10月の「すすき」、11月の「紅葉」、12月の「雪」と、同園の四季折々の風景を光で表現する。期間中、同園近隣の草苑保育専門学校の学生が、造形表現の授業で制作した、「紋切遊び」の意匠を取り入れたランタンを設置する。このほか、豊島区内の飲食店による飲食物販売や、同園による抹茶と和菓子の販売、和楽器演奏会、茶室でのヨガ講座などを行う。
点灯時間は17時30分~21時。入園料は、一般=300円、未就学児無料。12月7日まで。