東京メトロ池袋駅構内の「Esola(エソラ)池袋」地下1階に現在、茨城県東南・鹿行地域支援活動の一環で農産物・特産品を販売するイベント「鹿行のやさしい野菜」が開催されている。
2011年6月、震災後の風評被害から茨城鹿行地域の野菜のPR活動として「エチカ池袋」で「震災復興マルシェ」を開いた同イベント。今回は、震災後の原発事故による風評被害は収まったが、その際に野菜離れをしてしまった多くの人に向けて企画した。
野菜類の消費量、価格の低下が続いていることから「おいしい野菜を味わい、野菜の良さを再確認して、消費の拡大を目指す」ことが目標だという。
今回は、鹿行地域の野菜に加え、茨城県東南地域の野菜や加工食品、ご当地カレーなどを取り扱う。「わさび菜」(105円)、自然乾燥「干し芋」(640円~)、河野水産「つくだ煮」(420円~)、メロン生産量日本一の鉾田市「むつみレッドメロン」(998円)、「メロンカレー」、「納豆カレー」(以上525円~)など。
イベント代表の島田さんは「茨城県鹿行地域の野菜は、農業に適した土壌のため、味も濃く、野菜本来のおいしさを感じていただけると思う」と話す。「海や筑波山、袋田の滝をはじめ、魅力的な場所がたくさんあるので、茨城にも足を運んでほしい」とも。
開催時間は10時30分~21時30分。7月31日まで。