東京芸術劇場（豊島区西池袋1）で2月18日より、発明コンクールの作品発表を中心とした「第48回 なるほど展」が行われる。

　婦人発明家協会（文京区）が主催し、婦人の発明の保護・育成、普及、啓発を目的に毎年行っている同イベント。アイデア商品の即売会や発明コンクール、自分のアイデアを商品化するための相談会、発明についての公開講座などを開く。

　発明品を見たり買ったりするだけでなく、自分のアイデアを「企業にプレゼンテーションしたい」「販路を探している」「試作したい」「これから発明を始めたい」人など、発明に興味があれば、老若男女問わず楽しめる内容になっているという。

　 第48回で文部科学大臣賞を受賞したのは「詰め替え時のボトルホルダー」。エコの時代となりさまざまな詰め替え用品が登場する中、倒れやすい空のボトルを安定させ、楽に詰め替えができるアイテムだ。

　その他の受賞作品は、「移乗が楽にできる車いす用座席」「虫処理具」「3倍物干しざお」「じゅうたんの髪の毛団子（磁石付き）」「吸水性シートを使用した日よけ」「収納部付リース」「残り糸がからまないピンクッション」「受け皿付作業用エプロン」「果菜用種取り具」「ロールペーパーホルダー」「車いす用脱臭マント」。

　開催時間は10時～19時（最終日は17時まで）。入場無料。今月26日まで。