池袋駅周辺と豊島区新庁舎全フロアで5月7日、フリーWi-Fiの提供を行う「TOSHIMA Free Wi-Fi」がスタートした。
所定のトップページからメールアドレスを登録することで利用することができるようになる同サービス。豊島区、NTT東日本(新宿区)、NTTブロードバンドプラットフォーム(千代田区)が提供している。
区民だけでなく、来訪者にも開かれた新庁舎とすることを目的としている。「東京オリンピック・パラリンピック」開催に向けて、外国人旅行客受け入れ環境の整備や、観光情報などの発信力強化、災害時のライフライン確保なども目指すという。
言語は、外国人観光客のニーズも想定し、日本語・英語・中国語(繁体)・中国語(簡体)・韓国語の5カ国語に対応。
「TOSHIMA Free Wi-Fi」は、NTTブロードバンドプラットフォームが提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも参画。同サービスは、一度アプリの利用登録を行うことで、既に参画している他のエリア(都営地下鉄、東京メトロ、都営バス、JR東日本などの交通拠点、サンシャインシティ、西武池袋本店、ビックカメラ、トラッド目白など)で、エリアごとのログインが不要でフリーWi-Fiが利用可能となる。
今後は、池袋駅周辺を中心に豊島区全域へとフリーWi-Fiをさらに拡大することを目指し、事業所や店舗を対象に「TOSHIMA Free Wi-Fi」への参加を呼び掛けるほか、官民の連携により便利で快適な「おもてなし環境」の拡充を推進していくという。
「TOSHIMA Free Wi-Fi」の利用時間は60分/回(回数制限なし)。