「アイドルイベントの聖地」サンシャインシティ噴水広場、大規模改装へ 12月に一時閉鎖

リニューアル後の噴水広場(イメージ)

リニューアル後の噴水広場(イメージ)

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 池袋のサンシャインシティ(豊島区東池袋3)噴水広場が12月26日から、リニューアルのため閉鎖される。

現在の噴水広場。11月12日からはクリスマスツリーが登場

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 休日には約10万人もの人々が訪れる池袋のランドマークとして、さまざまなイベントを開催している同地。リニューアルでは、大型ビジョンを導入し噴水を改装。音響・照明機能の向上により映像・噴水・音楽・照明がシンクロするエンターテインメント性を兼ね備えた新しい空間にバージョンアップするという。

 噴水広場は「アイドルの登竜門」としても知られており、アイドルライターの田口俊輔さんは「1978(昭和53)年のサンシャインシティ創業以来、数々のアイドルたちのお披露目やデビュー作のイベントが行われてきた。例えばミスマガジンは2003年~2009年の受賞者を噴水広場でお披露目した」とし、グランプリを獲得した北乃きいさん(2005年)、倉科カナさん(2006年)、桜庭ななみさん(2008年)ら現在第一線で活躍する女優が「この地を機に大きく羽ばたいた」と説明する。

 「デビューイベントの多くがこの場で開催されたり、周年イベントや、重大発表の場としても使われている」と振り返り、「年々、販促イベントを行う場所が、デパートなどから郊外へと移り変わる中、噴水広場は都内中心にあって、休日となれば万単位の利用者だけでなく、1000人以上のファンも集まる場所。都内の重要な情報発信基地なのは間違いない」と、同所が持つ役割を強調する。

 同施設では、リニューアル後も、アーティストやアイドルなどのイベントや企業PR、販売促進イベントなど幅広く開催していく方針で、「今後もアイドルに限らず、多くのアーティストや催事などに利用していただけるよう門戸を広げていく」(同広場広報担当者)という。

 閉鎖は2016年4月28日まで。

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