「第9回ニッポン全国ご当地 おやつランキング」の結果が11月18日、発表された。
池袋のサンシャインシティ(豊島区東池袋3)で11月16日~18日に行われた「ニッポン全国物産展2018」の一環。各都道府県から選ばれた47品の「ご当地おやつ」の中から、会期中の来場者の投票で「日本で一番おいしいご当地おやつ」を決定する。
今年は熊本県代表の「お菓子の福田屋」(熊本市)の栗の風味としっとり食感が特徴の焼きモンブラン「栗千里」がグランプリに選ばれた。
準グランプリは、岐阜県代表の「CAMPOSOLARE(カンポソラーレ)」(郡上市)が作る、岐阜県白川町・東白川村を中心に栽培される白川茶を使った「明宝ほうじ茶ジェラート」。第3位は、滋賀県代表の「へんないも屋」(湖南市)の、2度熟成の焼き芋「へんないも」。
グランプリに輝いた、お菓子の福田屋代表の福田聖也さんは「熊本は栗の生産量全国2位を誇るが、これまで特産物の和栗を前面に出した商品は無かった。そこで特産物の栗を前面に押し出した商品として企画開発し、昨年11月に発売したのが『栗千里』。原料の栗は熊本県産の和栗のみを使い、栗の風味を生かした焼きモンブランにした。香ばしい栗のペーストはしっとりとした食感で、まろやかで優しい味わいが口の中に広がる。熊本の栗をおいしく召し上がっていただける自慢のお菓子」とコメントする。
「栗千里」の価格は、5個入り=675円、8個入り=1,080円。