池袋のサンシャイン水族館(豊島区東池袋3)は1月24日、コツメカワウソの赤ちゃんの名前が「もみじ」に決定したと発表した。
2018年10月30日に、コツメカワウソのマハロとラジャの初めての赤ちゃんとして誕生し、1月16日から一般公開しているもみじ。
名前は、飼育スタッフが考えた5つの候補、ミライ・もみじ・ハンナ・リノ・マカナの中から、一般投票で決定した。
約8000票の投票があり、1位「もみじ」は、2位「ミライ」と7票差だったという。もみじという名前は、生まれた季節にちなんで秋らしく、子どもから大人まで親しみやすい名前として選んだという。
同館生まれのコツメカワウソによる出産は、1978(昭和53)年の開館以降初めて。「子煩悩」だという両親の下、すくすくと元気に育っているといい、家族みんなでハンモックで寝たり、水辺に落ちたり、父親のしっぽをかじったりなど、かわいらしくやんちゃな姿を見せているという。
生後20カ月ごろには親と同じくらいの大きさにまで成長するため、小さくかわいらしい姿を見られるのは今だけだという。
営業時間は10時~18時(3月25日~9月23日は9時~21時)。入場料は、大人(高校生以上)=2,200円、子ども(小・中学生)=1,200円ほか。