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西武鉄道に新型特急車両「ラビュー」 池袋~所沢駅間が最速19分に

新型特急車両「Laview(ラビュー)」

新型特急車両「Laview(ラビュー)」

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 西武鉄道は3月16日から、新型特急車両「Laview(ラビュー)」の運行を開始する。

座席

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 同日のダイヤ改正に合わせ池袋線・西武秩父線で運行開始し、池袋~所沢駅間の所要時間を最速19分に短縮する。

 現在運行している10000系「ニューレッドアロー」から25年ぶりに登場する新型特急車両で、建築家・妹島和世さんが監修した。

 停車駅は、ちちぶ号が、池袋・所沢・入間市・飯能・横瀬・西武秩父、むさし号が池袋・所沢・入間市・飯能。

 車両型式は「001系」。西武鉄道の次世代のフラッグシップトレインとして、「今までに見たことのない新しい車両」であることと、「次の100年に向けた出発点である車両」であることを表現するため、100年を逆から表し「001」表記とし、「00」には「∞(無限)」の可能性の意味も込めた。

 「Laview(ラビュー)」という名前は、「L」がぜいたく(Luxury)なリビング(Living)のような空間、「a」が矢(arrow)のような速達性、「view」が大きな窓から移りゆく眺望(view)という意味を込めた。

 先頭形状は球面形状で、客室窓は等間隔で縦1350ミリ×横1580ミリの大型窓ガラスを配置。座席は客の背丈サイズに合わせて調節できる手動式可動枕を導入し、電源コンセント、従来の大型「背面テーブル」、向かい合わせに座席を転換しても使える「インアームテーブル」も設置。

 各車両には「SEIBU FREE Wi-Fi」を導入するほか、23インチ車内ビジョンも設置。ビジョンでは、停車駅の案内や、ニュース・天気予報(予定)、一部の区間では車載カメラによる走行中の前方映像などを流す。

 エントランス床材は、人造大理石を初採用し、温かみと安心感のある空間、上品さなどを演出。女性専用トイレや、パウダールームを5号車に設け、拡大鏡やチェンジングボード、おむつ交換シートも用意する。

 特急券は2月16日7時に発売。

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