牛肉フォー(フォーボー)専門店「Pho Thin TOKYO(フォーティントーキョー)」(豊島区東池袋1)が3月9日、池袋にオープンする。
ベトナムハノイで創業45年の「Pho Thin(フォーティン)」。メニューは牛肉のフォーのみで、池袋店はオーナー・ティンさんから、正式に屋号とレシピを譲り受けた2号店。オープン初日には、ベトナムからティンさんが来店し腕を振るうという。
担当者は「ティンさんのフォーは、日本で一般的なあっさりヘルシーなフォーとは違い、ダシの効いたコクのあるスープが特徴。スープは秘伝のレシピに準じて何十種類もの素材を使い、約8時間かけて仕込む」と話す。
メニューは、牛肉のフォー(840円、大盛り=940円)、子ども向けの「kidsフォー」(450円)で、有料トッピングは生卵(60円)。追加パクチー(150円)。
卓上調味料は化学調味料不使用の特製チリソース、こしょう、ベトナムの魚醤(ぎょしょう)「ヌクマム」、ニンニク酢など用意する。
「しっかりとした味付けでありながら、大量のネギとパクチーのアクセントでこってりし過ぎず、全部飲み干してしまう方も多い」と担当者。「日本人の麺文化の一つとなるよう、朝食で食べる『朝フォー』や、飲んだ後の『シメフォー』など、フォーによる新たな食習慣を発信していく」とも。
営業時間は11時~14時(4月以降に徐々に伸ばしていく予定)。