大学生と地域が連携する屋外イベント「ENJOY TOKYO Fes. -beyond 2020-」が10月5日、池袋で開催される。
グリーン大通りを中心とした池袋駅前の広域エリアを舞台に、「おでかけ情報サイト『レッツエンジョイ東京』」(千代田区)と豊島区が協力し開催。17の大学キャンパスが参加する。
レッツエンジョイ東京が毎年発表している「学園祭グランプリ」の出場校によるステージやワークショップ、マルシェ、ユニバーサルスポーツ体験などを行い、日本の「お祭り」「食文化」「カルチャー」を発信するという。
ステージでは、ダンスコンテストで優勝経験のあるダンスサークルが演技を披露するほか、留学生による伝統芸能ショーなども予定。学園祭PR企画として大学マスコットキャラクター対決も行う。ステージに出演した学生らがパフォーマンスなどを披露して池袋の主要エリアを練り歩くパレードも予定する。
マルシェは「東京を丸ごと味わう」がテーマ。東京の生産者や加工業者にスポットライトを当て魅力を紹介する「メイドイン東京の会」が、ゆずこしょうやのりつくだ煮などを販売するほか、東京の農林水産物を伝えるウェブサイトを運営する「TOKYO GROWN」が東京産の農産物を販売する。キッチンカーでは、その場で焼いたピザ、ワッフル、フリフリチキンなど販売する。
健常者、障がい者、外国人らさまざまな人たちが垣根なく楽しめる「ユニバーサルスポーツ」のコーナーを設置。目標の球にどれだけ近づけるかを競うボッチャや、競技用車いすレース、競技用義足、ブラインドサッカーを体験できるという。
池袋駅から南池袋公園に続く東京メトロ池袋駅地下コンコースでは、学生・留学生のアート作品や各大学の学園祭ポスターを展示する。
参加大学は、江戸川大、お茶の水女子大、学習院大学、国際基督教大、首都大学東京、上智大、筑波大、中央大、東京海洋大、東京外国語大、東京工業大、東京大、東洋大、日本大、立教大、早稲田大。
開催時間は10時~17時。参加無料。