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西武鉄道で農産物輸送実証実験 秩父の朝採れイチゴを池袋で販売、ケーキにも

秩父地域のイチゴを輸送

秩父地域のイチゴを輸送

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 西武鉄道(埼玉県所沢市)は1月15日から、特急「Laview(ラビュー)」での農産物輸送実証実験第2弾を行う。

輸送実証実験第1弾の様子

 特急Laviewで西武秩父駅から池袋駅まで1月15日~19日に、秩父地域の8つの農園の朝採れイチゴを新鮮なうちに輸送し、西武池袋本店(豊島区南池袋1)地下1階光の時計口「イケセイマルシェ」で当日の11時ごろから販売予定。秩父物産品販売「コロナに負けるな!助け合い秩父マルシェ」も同時開催する。

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 サンシャインシティプリンスホテル(豊島区東池袋3)では、輸送したイチゴを使った「いちごのチーズロールケーキ」と「ショートケーキ」を製造し、輸送日翌日の1月16日~20日の11時から1階カフェ&ダイニングChef’s Paletteでお持ち帰り限定で販売。一部の「いちごのチーズロールケーキ」は西武池袋本店で輸送当日の16時ごろから約40本販売予定。

 実証実験は、埼玉県秩父市と秩父郡横瀬町の農園と都心の売り場との間を直接電車で結びつけることで、「秩父地域がおいしい農産物の産地である」ということをアピールすることが目的。実験第1弾は10月に実施し、小松沢レジャー農園(埼玉県秩父郡横瀬町)の「シャインマスカット」。西武池袋本店で販売した。

 1月以降、秩父地域でイチゴのシーズンが到来することや、振動や衝撃に弱い果物であるイチゴの輸送には揺れの少ない電車が適していることや、新型コロナウイルスの影響で客席の需要が不安定になる中、電車内の空席を活用することで鉄道ならではの定時性・速達性を活かし、朝採れの農産物を新鮮なうちに客に届けることなども狙い。

 販売数は、埼玉県秩父市や秩父郡横瀬町産のイチゴ「やよい姫」「かおり野」(1パック=972円)など1日約100パックと、埼玉県オリジナルイチゴ新品種「あまりん」(1トレー=3,218円)約10トレーを予定。価格は収穫状況によっては変動する場合があるという。

 ケーキの価格は「いちごのチーズロールケーキ」(1本=2,500円、カットサイズ=550円)、「ショートケーキ(カットサイズ)」(550円)。

 JAちちぶいちご部会長・髙野宏昭さん(ただかね農園)は「秩父地域は寒暖の差が激しいので、とても甘いイチゴが育つ環境。この機会を得て、都心の方々にも秩父地域で採れた甘くておいしい旬のイチゴをご賞味いただきたい。当園に限らず秩父地域のイチゴ農園は東京からも近く、イチゴ狩りや収穫体験を楽しんでいただける。機会がありましたらぜひ一度足を運んでいただければ」とコメントしている。