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東武池袋の盆栽売り場「清香園」で黒竹の花 開花周期は「数十年から120年」

穂のように垂れ下がっているのが黒竹の花

穂のように垂れ下がっているのが黒竹の花

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 東武百貨店池袋本店(豊島区西池袋1)8階盆栽売り場「清香園」で現在、黒竹の花が開花している。

黒竹の花

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 屋上スカイデッキ広場で店を展開する「清香園」は、江戸時代から続く盆栽専門店。開花が確認されたのは11月10日。開花した黒竹は、今年の7月ごろから販売用商品として展開していたが、花が咲くと枯れてしまうという説があるため、現在は非売品として展示している。

 東京大学大学院農学生命科学研究科付属演習林千葉演習林の久本洋子助教によると「竹の花の開花周期は数十年に一度といわれ、種類によっては120年周期が確認されている」という。

 同店では2019年11月にも、姫孟宗竹(ヒメモウソウチク)の花が開花した。花は枯れたが、竹としてはまだ枯れていないので、店で経過観察中だという。

 同店売り場担当者は「花が咲き終えたら竹自体も枯れてしまうかもしれない貴重な自然現象が見られるので、この機会に来店してもらえれば」とアピールする。

 営業時間は10時30分~19時。花の撮影は不可。

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