池袋各所で4月1日から、ベビーカーレンタルサービス「ベビカル」の実証実験が開始される。
JR東日本グループが展開するベビーカーレンタルサービス「ベビカル」は、「もっと気軽に子供と外出できる社会を!」がコンセプトで、子育て世代が子どもと気軽に外出できる社会の実現を目的としている。
実証実験は、豊島区が目指す「池袋駅東口と西口をつなぐウォーカブルなまちづくり」の一環として池袋の企業・団体・店が参加し、8カ所で行う。
参加するのは、サンシャインシティ、西武池袋本店、近代産業(珈琲所コメダ珈琲店 東池袋一丁目店)、日本ホテル(ホテルメトロポリタン)、JR東日本クロスステーション(NewDays池袋)、日比谷アメニス(としまみどりの防災公園 イケ・サンパーク)、としま未来文化財団(としま区民センター)。豊島区の協力で池袋駅南自転車駐車場でもベビーカーを貸し出す。
実証実験に参加する8カ所の有人拠点であればどの拠点でもベビーカーは返却可能で、「ベビカル」としては初の試みだという。実証実験期間中は、GPS端末を使い、「ベビカル」利用者の移動データを収集し、アンケートも実施。その結果を活用し、子ども連れの人にとって使いやすいまちづくりに繋げていくという。
利用料金は1時間250円で、以降30分ごとに100円。実証実験は7月15日までを予定する。