見る・遊ぶ

池袋を中心に「東京芸術祭」 今年で7年目、31演目を展開

池袋

池袋

  • 20

  •  

 豊島区池袋エリアを中心に9月1日、「東京芸術祭2022」が開幕した。

[広告]

 東京芸術祭は、東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し、毎年秋に豊島区池袋エリアを中心に開催している都市型総合芸術祭。東京の文化の魅力を分かりやすく見せると同時に、東京における芸術文化の創造力を高めることを目標とし、今年で7年目。

 12月11日までの102日間にわたり開催し、9月23日にはグランドオープニングとして、池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターで開幕式典やオープニングプログラム、参加自由のダンスイベント「シン・マイムマイム」などを実施する。

 鶴屋南北の「桜姫東文章」をベースにルーマニアのシルビウ・プルカレーテさんが演出で再創造したという「スカーレット・プリンセス」を招くほか、10月17日~26日には、舞台芸術をより多くの人々に「ひらく」試みとして、2018(平成30)年にスタートしたワンコインで観劇することができる池袋西口公園での野外劇を上演。振付家の小野寺修二さんを迎え、英国の女性作家エミリー・ブロンテの「嵐が丘」を再構成し披露する。同じくプルカレーテさんが演出を務め、佐々木蔵之介さんが出演する喜劇「守銭奴 ― ザ・マネー・クレイジー」も上演する。

 9月30日まで「第34回 池袋演劇祭」も開催。今年は豊島区内14会場で39団体が参加し、一般公募審査員100人の採点により受賞作を決める。受賞団体は10月26日に行われる表彰式で発表する。

 10月11日~23日には、東京芸術劇場に人々が交流できる「東京芸術祭ひろば」がオープンする。芸術祭のさまざまな作品・活動・表現について見て触れて交流できる空間を用意するという。冊子「ZINE」の印刷・交換所「RISO ZINE ステーション」も開設し、アーティストや学生が参加するトークイベントやワークショップも開いていく。

 集合写真パフォーマンス「セレモニー」(10月8日)、戯曲プロジェクト「くらしチャレンジ(大人とこどものための戯曲集)」(10月22日~11月13日)、「第35回 としま能の会」(11月14日)も開く。

 今回の芸術祭では、「東京芸術祭 2022 スペシャルタブロイド」を作成。さまざまなプログラムの見どころや、出演者のインタビュー、池袋のグルメマップなどを記載しており、現在、都内で配布している。数量限定。ホームページからダウンロードもできる。

 「東京芸術祭2022」は12月11日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース