都市型総合芸術祭「東京芸術祭2023」が9月から、豊島区池袋エリアを中心に開かれる。
東京芸術祭は、東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し、毎年秋に豊島区池袋エリアを中心に開催している都市型総合芸術祭。東京の文化の魅力を分かりやすく見せると同時に、東京における芸術文化の創造力を高めることを目標としている。
主催は、東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)と東京都による実行委員会。今年で8回目で、総合ディレクターは演出家の宮城聰さんが担当する。
上演作品は、宮城聰さんが演出し、SPAC-静岡県舞台芸術センターが制作した舞台「マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~」の野外公演、コロナ禍の延期を経て22年ぶり2度目の来日公演となる太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)の「金夢島 L'ILE D'OR Kanemu-Jima」、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する木ノ下歌舞伎を主宰する木ノ下裕一さんと、演出家の杉原邦生さんがタッグを組んだ木ノ下歌舞伎「勧進帳」、ロロ主宰の三浦直之さんが手がける群像劇「プディングオムニバスツアー(仮)」などを予定する。
プログラム詳細は7月ごろに発表予定。開催は11月まで。