「文芸社出版文化振興基金 第27回えほん大賞」が現在、「『サンシャインシティ 絵本の森』賞」の作品を募集している。
「えほん大賞」は、文芸社(新宿区)が主催している絵本の公募コンクール。小学生以下の応募作品を対象とした「『サンシャインシティ 絵本の森』賞」は第25回に新設された。
サンシャインシティは、ファミリーに寄り添い愛される施設となることを目指す「サンシャインシティ ファミリープロジェクト」の一環として、2021年から絵本をテーマにした「サンシャインシティ 絵本の森」を開催し、多数の絵本を館内で読める「絵本のひろば」企画や、絵本の読み聞かせ会を行っている。
サンシャインシティによると、「『サンシャインシティ 絵本の森』賞」の「えほん大賞」は創設前、子どもの応募は全体の約5%だったが、創設後は約13%(300件超の応募)になったという。
同施設では現在、子どもたちが絵本作りに取り組みやすいよう、「テーマを考える」「お話を考える」「絵を描く」など、考えやすい順番を記載した「子ども向け応募用紙」を配布している。
授賞式は2025年1月12日に行う予定。受賞作品は「絵本のひろば」に設置している大画面テレビ絵本で公開する。
サンシャインシティ絵本の森担当の澤田武大さんは「本年度もえほん大賞を通して多くのお子さまのチャレンジやご家族さまの思い出づくりのきっかけになれば」と話す。
応募締め切りは10月10日。