東武百貨店池袋店（豊島区西池袋1）8階催事場で12月15日から、高速道路グルメを集めた物産展「SA・PA旅グルメフェア」が開催される。東武百貨店、NEXCO東日本（東日本高速道路）、リクルートの共同企画。

　百貨店がNEXCO東日本と高速道路グルメの物産展を開催するのは全国で初だという。サービスエリア・パーキングエリアの進化で多様化している高速道路の地域グルメを集める。

　会場では、「佐野SA」「友部SA」など15のSA・PAブースが出店。そのほか、SA・PA内に店を出している地域の店舗12店が出店する。

　商品は約800点。リクルートの旅行誌「じゃらん」が提供した人気情報を基に、物産展に適したものを東武百貨店とNEXCO東日本、「じゃらん」で選んだという。

　会場には車線のある通路や道路標識を模した看板などを設置し、車の旅行気分も味わえるよう演出するという。

　販売商品は、上信越自動車道 横川SA（上り）「おぎのや 峠の釜飯」（901円）など。イートインでは東北自動車道 佐野SA（下り）の「青竹手打ち佐野ラーメン」（1,001円、各日限定50食）や常磐自動車道 友部SA（上り）「つくば鶏のとろとろ親子丼」（951円）などを提供する。

　「ネットの普及などでたくさんの情報を持つ目の肥えたお客さまが増えている。そうしたお客さまを満足させる新たな物産展の切り口を模索していた」と東武百貨店広報担当の西口さん。

　営業時間は10時～20時。今月20日まで。