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大正大学がリアルとオンラインをつなぐ「鴨台盆踊り」 学生が運営・プロデュース

過去開催時の様子

過去開催時の様子

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 大正大学(豊島区西巣鴨3)が7月17日、リアルとオンラインをつなぐ「第11回鴨台(おうだい)盆踊り シン・エンに臨むが如(ごと)し」を開催する。

昨年のオンライン盆踊りの様子

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 「鴨台盆踊り」は大正大学の学生がイベントを運営・プロデュースしているのが特徴で、学生や、大学周辺の地域の人、教職員などが参加する巣鴨・西巣鴨・滝野川の夏の風物詩イベント。

 1919(大正8)年に始まり、その後断続的に実施され、1970年代には1万人を超える来場者があったが、その後は長らく途絶えていた。2011(平成23)年に東日本大震災の追悼イベントとして現在の鴨台盆踊りが開催されるようになり、2019年には過去最高の約6700人の来場者を動員。昨年度は初の「オンライン盆踊り」として延べ3700人が参加・視聴した。

 今年は、大正大学新8号館のリアル会場と、全国各地の個人・団体をオンライン会議サービス「Zoom」でつなぎ、盆踊りの様子をYouTube Liveで配信する。

 13時~16時30分には、「とうろう作りワークショップ」「すがもの魅力超(スーパー)わかるオンラインツアー」「3地域合同盆踊り練習会」「東日本大震災十周年追悼祈念・新型コロナウイルス犠牲者追悼祈念 施餓鬼法要」を行う。16時30分~18時30分には盆踊りを行い、17時30分前後には「すがも太鼓組『鼓友』」による実演も実施する。

 第11回鴨台盆踊り広報担当で人間学部人間環境学科3年相良さんは「第11回鴨台盆踊りは、地域の方々との関りを重要視している。例年、公式サイトで特集を連載しているが、今年は巣鴨地域のを中心にインタビューし、鴨台盆踊りへの期待や激励、大正大学の地域連携活動に対する思いをうかがった」とコメントしている。

 開催時間は13時~18時30分(予定)。

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