
「第15回鴨台盆踊り 一期ノ縁ル」が7月4日・5日、大正大学(豊島区西巣鴨3)巣鴨キャンパスで開催される。
大正大学の学生が企画・運営を手がける「鴨台盆踊り」は、学生や大学周辺の地域住民、教職員などが参加する、巣鴨の夏の風物詩イベントとして知られる。
今回は、日本タンゴ文化振興協会(豊島区東池袋3)とのコラボで行うアルゼンチンタンゴと盆踊りを組み合わせや、大学周辺の西巣鴨(豊島区)と滝野川(北区)を「鴨台地域」と捉え、その歴史や伝統を「種物音頭」などの踊りなどで表現する企画、同校の太鼓部、書道研究部、音楽部、留学生団体などの諸団体によるパフォーマンスやワークショップなどを予定する。
「盆踊り」に関してのトークショーも行う。ゲストは、大阪の盆踊りチーム「スターダスト河内」の嶋田研志郎さん、東京オリンピック閉会式の出演や、「中野駅前大盆踊り大会」のプロデュースで知られる鳳蝶美成さん。東西の盆踊りの変遷や現状、地域と文化の関わり、伝統の継承、現代化・多様性などのテーマについて語る。
第15回鴨台盆踊り全体統括班リーダーで社会共生学部3年の棚橋冬羽さんは「鴨台盆踊りは今年も、そしてこれからもチャレンジ精神を大事にしていきたい。当日は運営に携わる関係者だけでなく、お越しいただく皆さまも一体となり、第15回鴨台盆踊りを盛り上げてていければ」と話す。
開催時間は18時~20時。雨天決行。