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西池袋にカレー専門店「火星カレー」-トッピングにはウマやシカなどの肉も

手前から「鶏カレー」「豆カレー」「草カレー」(以上880円)

手前から「鶏カレー」「豆カレー」「草カレー」(以上880円)

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 西池袋にカレー専門ミニレストラン「火星カレー」(豊島区西池袋3、TEL 03-5927-8959)がオープンして3カ月がたった。座席は14席。ビジュアルプロデュースはゲーム「ぼくのなつやすみ」などを手掛けるミレニアムキッチン(豊島区)。

火星カレー非公式キャラクター「火星人子」がデザインされた看板

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 かねてから友人同士だったオーナーの綾部さんと店長の橋本さんが28年前に作ったカレーを基にレシピを考案。ルゥは水を使わず具材の形がなくなるまでしっかりと煮込み、2日ほど熟成させる。野菜をふんだんに使い、1皿で成人が1日に必要な野菜の約6割が摂(と)れるという。

 メニューは「火星カレー」(680円)をベースに具材をトッピングしたものが全9種類。「豊富な種類の魚が食べられる店はたくさんあるのに、豊富な種類の肉を提供している店は少ない。栄養を摂りつつ、さまざまな肉を楽しめる店にしたかった」と綾部さんは話す。

 トッピングメニューはローストチキンをのせた「鶏カレー」(880円)や赤ワインで煮込んだ牛肉をのせた「牛カレー」(1,080円)、だしとソースで煮込んだ豚の肩ロースをのせた「豚カレー」(980円)のほか、北海道産エゾ鹿肉を使用した「鹿カレー」(980円)、リンゴの発泡ワインで煮込んだ馬肉をのせた「馬カレー」(980円)、地中海風で煮込んだラム肉をのせた「羊カレー」(1,080円)といった一風変わった肉も提供。そのほか、ほうれん草や豆類をのせたメニューも用意。

 トッピングは単品でも提供しているため、自分の好みに合わせてカレーをアレンジできる。揚げ物を使う予定はなく、目下、かも肉、カンガルー肉、らくだ肉を使ったレシピも開発中だという。

 「店名の『火星』には、どこの国とも違う、新しい味というメッセージを込めた。3日で5回も食べに来てくれる人もいるくらいやみつきになる味。ぜひ何度も足を運んでもらいたい」と綾部さん。

 営業時間は11時45分~21時45分。日曜定休。

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