池袋サンシャインシティ文化会館(豊島区東池袋1)で11月20日、ウイスキーの祭典「ウイスキーフェスティバル2016 in TOKYO」が開催される。主催はウイスキー文化研究所(渋谷区)。
ウイスキーの蒸留所、メーカー、インポーター、酒販店、バーなど、国内外から60社以上、約80ブースが出展し、1000種以上のアイテムを展開する同イベント。
ブースではさまざまなウイスキーを無料・有料試飲できるほか、カクテル、地ビール、リキュール、シガーなどや、フードやおつまみなども用意。
プロのバーテンダーによる無料カクテルブースも設置。ウイスキー文化研究所の担当者は「出展しているカクテルは全て無料なので、ウイスキーをそのまま飲むのは苦手な方にも好評」と話す。
イベントオリジナルボトルやウイスキー関連のオリジナルグッズも販売。多数用意する特別セミナーでは、GM社社長、「ケイデンヘッド」ゼネラルマネジャー、キングスバーンズ蒸留所オーナーのウィームス家当主、グレンモーレンジィ蒸留・製造最高責任者、カバラン蒸留所マスターブレンダーなどが登壇を予定する。
同フェスは2007年に始まり、定期開催の「WHISKY Festival in東京」「WHISKY Festival in大阪」のほか、テーマを絞った「バーボン&アメリカンウイスキーフェスティバル」や「ボトラーズウイスキーフェスティバル」や、名古屋や京都などでの開催など、毎年規模を拡大しなが続いており、今年は会場が変わり最多ブース出展数での開催となる。
過去のイベントの参加者は男性7割、女性3割。全体の7割近くが関東からで残りの約3割が日本全国、アジア、ヨーロッパからの来場者だという。
リピーターの参加者は、午前で売り切れる商品などを先に購入した後に、事前に飲みたいウイスキーを決めて優先的に飲んで回る人が多いという。腕に巻いた入場バンドを取らなければ何度でも出入りできるので昼食に一度外出する人も。担当者は「リピーターの方は1人での来場が多く、ウイスキーフェスティバル内で出会った方同士で自然とコミュニティーができており、ウイスキー仲間との再会を楽しんでいる」と話す。
初参加者の場合は、サントリーやアサヒなど有名企業のウイスキーやハイボールを試飲して、チーズや薫製商品、スモークサーモンなどを食べながら周辺を回り、インパクトがあるブースに立ち寄ってウイスキーの情報や魅力に触れている人が多いという。
「当フェスは、最近ウイスキーを飲み始めた方から愛好家の皆さまの全員に向けたイベント。そもそもウイスキーって何かわからない…と感じている方に来場いただきたい。会場では少しずつ試飲できるので、自分に合ったお気に入りの銘柄に出合える。女性同士やカップル、グループ、お一人さまでも歓迎」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時。チケットは、前売り=4,500円、当日券=5,000円。