複合商業施設「Hareza(ハレザ)池袋」(豊島区東池袋1)が7月1日、グランドオープンする。
豊島区庁舎跡地と豊島公会堂跡地にオープンする「Hareza池袋」。昨年完工・開業した「東京建物Brillia HALL(ホール棟)」「としま区民センター」「中池袋公園」に加え、5月29日に完工し7月1日にオープンするオフィス棟「Hareza Tower(ハレザタワー)」と合わせ、全体が開業を迎える。
「ハレザ池袋」にはハレザタワーに加え、としま未来文化財団が運営する多目的ホール「東京建物 Brillia HALL」、ポニーキャニオンが運営する「未来型ライブ劇場『harevutai(ハレブタイ)』」、ドワンゴが運営するマルチプラットフォーム対応のオープン型スタジオ「ハレスタ」、中池袋公園に面した劇場空間「パークプラザ」、TOHOシネマズが運営する「TOHOシネマズ池袋」など8つの劇場空間を設ける。
「池袋エリア最大級の大規模・高規格オフィス」だという「ハレザタワー」の7~32階はオフィスで、2~6階は「TOHOシネマズ池袋」、1・7階には店舗がオープンする。オフィスと店は7月1日、TOHOシネマズ池袋は7月3日に開業。貸床面積は約1万1000坪で、完工時点の契約率は100%となっており、2020年度末までに全フロア入居も完了予定。
「TOHOシネマズ池袋」は、座席数約1700席・10スクリーンを有するシネマコンプレックス。6番シアターは、イースタンサウンドファクトリーが音響監修を行い、コンサートホールのようなプレミアムサウンドが楽しめるという。10番シアターには、立体音響システム「Dolby Atmos」を日本で初めてカスタムスピーカーで導入。2番シアターには、TOHOシネマズ初となる「音の体感・迫力にこだわったごう音を体感できるサウンドシステム」を導入するという。
ハレザ池袋は豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市」のシンボルプロジェクトで、作家12人による作品を施設内の随所に設置。アートワークにより池袋の過去から現在、新たに生まれる未来の連鎖を表現する。