大正大学(豊島区西巣鴨3)が8月10日、巣鴨の商店街の軒先やビルの屋上で育てたサツマイモを芋焼酎「巣鴨芋人」にするプロジェクトについて発表した。
同校の社会・地域貢献に関する科目「サービスラーニングⅡ-D」で行うプロジェクト。銀座でミツバチを養蜂する「銀座ミツバチプロジェクト」が手掛ける「銀座芋人」の派生プロジェクトとして展開する。
「銀座芋人」の活動に同校は2016(平成28)年から参加。当初10台のプランターで始まったキャンパスでのサツマイモ栽培は、現在では巣鴨キャンパス校舎屋上などで約100台まで拡大した。
今回活動をさらに広げて、巣鴨の街で活動を進めていくこととなった。巣鴨の3商店街にポスターなどで協力を仰ぎ、「巣鴨芋人」完成を目指す。プランターと苗は無償提供で、協力者には来春、出来上がった「巣鴨芋人」を1本進呈予定だという。