深海生物に焦点を当てたイベント「ゾクゾク深海生物2022」が現在、サンシャイン水族館(豊島区東池袋3)で開催されている。
イベントでは、深海生物が特徴的な姿であることが、深海で生きる上でどのような利点や意味をもつのかを、カテゴリーごとに生体、標本、模型展示を通して解説する。
海洋プラスチックゴミ問題について、「若い世代に分かりやすく伝わり興味を持ってもらえるような展示」として、品川女子学院の中高生が考えたオリジナルマンガを展示。併せて、サンシャイン水族館の水中ドローンで撮影した深海ゴミの映像放映や実際に深海から回収したゴミも展示する。
会期中11時からは、深海生物についての解説を直接聞くことができる約40分のバックヤードツアー「ゾクゾク深海ツアー」を行う。2月5日には、閉館後の水族館で飼育スタッフによる夜間特別イベント「深海トーク」も開く。
サンシャイン水族館「ショップ アクアポケット」ではイベントに合わせた商品を販売。池袋の和菓子店「三原堂」とコラボした上生菓子の第3弾「上生菓子 チョウチンアンコウ」(432円)や、「ティーバッグ チョウチンアンコウ」(500円)、深海由来の成分を配合したサンシャイン水族館オリジナル入浴剤「バスタイムサンシャイン シンカイの湯」(350円)を用意する。
展示内容について、同館は「深海生物は生息水温が低いため、海水の表面水温が下がり、深海生物への影響が最も少ない冬にしか採集できない。この季節だからこそ見せられる深海生物の生体展示やバックヤードツアーなど、深海生物の魅力を発見できる内容が盛りだくさん」とアピールする。
開催時間は10時~18時。入場料は、大人(高校生以上)=2,400円、子ども(小・中学生)=1,200円、幼児(4歳以上)=700円など。3月6日まで。