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豊島区でエリア定額乗り放題サービス「モビ」 相乗り車両をドライバーが運行

「mobi」の車両

「mobi」の車両

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 車のエリア定額乗り放題サービス「mobi(モビ)」が4月20日、豊島区でサービスを開始した。

豊島区の乗り放題エリア

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 KDDI(千代田区)と、WILLER(大阪)が今年4月に設立した合弁会社Community Mobility(目黒区)によるサービス。WILLERは池袋の電気バス「IKEBUS(イケバス)」の運行もしている。

 同サービスは、街の人々と交通をシェアする相乗り交通。アプリや電話で配車ができる。車両は客8人まで乗車できるワンボックスカーで、半径約2キロを目安としたエリア内を、複数人によるプロのドライバーで運行する。

 客の予約状況(乗車・降車場所、利用時間)に合わせ、AIが最適なルートや運行スケジュールを算出し、最適な配車や運行をできるようにするという。また、乗降ポイントのリクエストなどにより利用者に合った利便性が高いサービスにしていくこともできるという。

 サービス提供開始の背景には、子育て世代の子どもの送迎などへの課題、新型コロナウイルス感染症により自宅周辺で過ごす時間が増えたことなどや、高齢者の運転免許証の自主返納増加や路線バスの廃止の増加などによる高齢者を中心に移動手段がなくなることへの不安などがあり、同社は「持続可能なまちづくりの実現に向け、交通課題の解消が重要になっている」とコメントしている。

 「定額乗り放題プラン(30日間)」の利用料金は5,000円。同居家族は6人まで登録でき、1人当たり500円追加で使える。最初2週間は無料で試すこともできる。

 1回乗車は大人=300円、子ども=150円。現在準備中の「回数券プラン(30日間)」(5回=1,400円、8回=2,100円)も用意する。

 サービス提供時間は7時~22時。

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