西武池袋本店(豊島区南池袋1)が10月15日から、食品ロス削減の「mottECO(モッテコ)検証事業」に参加する。
「mottECO」は、環境省が2021年から「食べ残しは、自己責任により持ち帰る」ことで食品ロス削減を訴求してきた活動。国の食品ロス削減に向けて取り組む「食品ロス削減月間」の10月に合わせ、同店などそごう・西武に入る国内13の飲食店で、自身が食べきれなかった料理の持ち帰りを呼びかける。
同店では、「とんかつ まい泉」、天ぷら料理店「銀座 天一」、お好み焼き・鉄板焼き店「千房」、洋食店「麻布笄軒(こうがいけん)」、中華料理店「銀座アスター ベルシーヌ池袋」が参加する。レストランフロア「ダイニングパーク池袋」では、全店で食品廃棄物のリサイクルを実施しているほか、各店で小盛メニューの導入や食べ残しを減らすための呼びかけも行っている。
同店では、10月21日・22日に「秋のフードドライブ」も実施。家庭で余った食品を持ち寄ってもらい、豊島区民社会福祉協議会を通して区内の子ども食堂や必要とする人たちに届ける。
持ち寄り対象となる食品の条件は以下の通り。「未開封で、包装・外装が破損していない」「賞味期限まで2カ月以上あり期限が明記されている」「生鮮食品ではなく冷蔵・冷凍が必要でない」「常温で保管が可能」「商品説明が外国語のみではない」。持ち寄りは西武池袋本店地下1階南口(クラブ・オンゲート)特設会場で受け付ける。
フードドライブの開催時間は11時~18時。