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豊島区旧庁舎で「空き家」活用学ぶ「リノベーションスクール」 関連企画多数

会場となる豊島区旧本庁舎

会場となる豊島区旧本庁舎

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 豊島区役所旧本庁舎で9月4日から、「リノベーション@豊島区」が開催される。主催は豊島区、運営はリノベーションスクール@豊島区実行委員会、都市・エリア再生事業を全国で展開するリノベリング。

前回のリノベーションスクールの公開プレゼンで、講評を述べる高野区長

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 遊休不動産を活用し、都市の再生手法を実践的に学ぶことができる同スクール。豊島区で2回目の開催となる今回は、すでに取り壊しが決まっている豊島区旧本庁舎を会場に行う。一般公募により集められた32人の参加者らは4つのユニットに分けられ、ユニットマスターの指導の下、実際に所有者から提供された豊島区内の空き家物件を対象に、リノベーションの事業プランを3日間かけて作成する。

 同スクールの講義に当たる「ライブアクト」や、最終日に同舎内4階の議場を会場に行う公開プレゼン、中池袋公園にキッチンカーを配備して開くクロージングパーティー「リノベパークナイト!」は、一般も参加できる(ライブアクトのみ要参加料)。

 関連企画も複数用意する。9月5日には、豊島区で今年3月に行われた同スクール初回の対象物件で、リノベーション案が実際に進行している椎名町の「とんかつ 一平支店」跡地で、一夜限りの「空き家Bar シーナと一平」がオープン。椎名町のさまざまな飲食店からテークアウトした料理を楽しめる。参加料は2,500円。

 同日には、8月に1周年を迎え、毎回満席となっている豊島区内のゲストスピーカーによるトークライブ「としま会議」が同舎内の議場を会場に、過去最大規模で開催(当日券あり)。社会問題の現場へのツアーを企画する「リディラバ」(豊島区)による、同スクールの様子や対象となった遊休不動産を実際に見るツアーも開かれる(要予約)。

 翌6日には、豊島区内を子どもと散歩する「としまおやこさんぽ」を主宰する「のあそびっこプロジェクト」による、遊休不動産を目的地とした親子の散歩イベント「りのべおやこさんぽ@豊島区」も予定(要予約)。

 5日・6日には、今年7月に40年の歴史に幕を下ろした書店「リブロ」が、同会場内に「リブロ リノベーションスクール@豊島区店」として2日間限定で復活する。

 今月6日まで。

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